2015年観劇記録
2015年観劇振り返りバトンをお借りして記録しときます
▽今年見た演目をどうぞ
(イベント含めます)
2月 7日 ペダステDVD発売イベント
15日 ミュージカル「テニスの王子様」 青学VS不動峰 マチネ
3月15日 舞台弱虫ペダルtheWINNER マチネ
29日 舞台弱虫ペダルtheWINNER ライブビューイング
4月11日 サイケデリックペイン マチネ
29日 逆転裁判2〜さらば逆転〜 ソワレ
5月16日 ミュージカル「テニスの王子様」 青学VS不動峰 マチネ
8月 9日 闇金ドッグス トークショー付き上映会 午前の部/午後の部
9月12日 ミュージカル「テニスの王子様」 青学VS聖ルドルフ マチネ
20日 もののふ白き虎 ソワレ
21日 もののふ白き虎 マチネ
10月4日 もののふ白き虎 ソワレ(千秋楽)
25日 舞台「弱虫ペダル」IRREGULAR~2つの頂上~ マチネ
31日 ミュージカル「テニスの王子様」 青学VS聖ルドルフ マチネ
11月15日 リボンの騎士 マチネ
12月24日 ミュージカル「ヘタリア」 マチネ/ソワレ
26日 青木玄徳FC限定 X'mas Party 2015
28日 ミュージカル「ヘタリア」 マチネ/ソワレ
29日 ミュージカル「ヘタリア」 ソワレ(千秋楽)
その他
・ライブ:10月17日 サンボマスター 長野JUNKBOX
・ニコ生:12月26日公演 ミュージカル「ヘタリア」 マチネ/ソワレ
▽それぞれどの座席で見ましたか?
後方も前方もいろいろありましたが、自分の席運が究極に悪く端っこが多かったです。
代わりに友人がとても良いので、初めてテニミュで最前に入りました。しかもど真ん中。
あとは「もののふ白き虎」で3列目センターかな。これはFC席。
「ヘタミュ」では2列目通路席でハイタッチできました。
また2016年の聖ルドルフ戦でも友人の強運にあやかって最前入ります。超絶楽しみ。
つねくんのクリパは早い者勝ちだったのでちゃっかり通路席で、ゆるく入退場するつねくんとゆるくハイタッチできました、あれも良いお席でした。
▽貴方のご贔屓の役者さんは?
青木玄徳さんです。
2015年は映画数本、舞台、ミュージカル、イベントといろいろこなしてらっしゃいました。
ありがたいですねえ…。
「もののふ白き虎」も「リボンの騎士」も良いお兄さん的な見守る位置の役が続いて、
クリパでも「自分もそろそろ歳だし〜」みたいなこと言ってて必死に応援してるこちらとしては
「!!!????まだまだこれからでしょ」って感じでした。
そしたらFCバルセロナの同い年の選手に感化され、まだ頑張ろうって思ったらしいです。笑
2016年はもしかしたら主演 青木玄徳が見れるかもしれません…。生きよう。
今年は4代目の氷帝もありますからね、そちらも楽しみです。
▽印象が変わった役者さんは?(良い意味でも悪い意味でも)
・安西慎太郎くん。
「もののふ白き虎」がすっごくよくて、美しく儚く力強い物語でそれを演じる美青年達。
最高でした。その中で特に“お芝居”してたのが安西くんです。魂が乗り移ってる様な熱演。
2nd 白石役では良く見てたんですけど、最初にキャラ写みたときから
「なんだか鬱々としたお顔だな〜」って思ってて正直あまり興味がなかったんですけど。
時代物すっごく似合いますね。貞吉、はまり役でした。
一緒に横浜流星くんがみれたのは嬉しかったです。
彼の演じる悌次郎も、貞吉の憧憬を一手に浴びてキラキラしていてすごく良かったな〜
・廣瀬大介くん
テニミュとドグラ・マグラ」でしか観たことがなくて、
きゃぴきゃぴしてて女子っぽくてきゃわわなイメージだったんだけど、あのイギリスですよ。
超〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜かっこよかった。びっくりした。
▽感動した演目は?
よくよく泣きました。
ペダステは3日目ゴールを生で観れて本当に良かったなあ…。
あわせて「2つの頂上」で小越さんの坂道もすごく良かったし、3年生達の引き継ぎも。
「もののふ白き虎」は千秋楽が観たくて初めて東京以外の遠征をしました。
ぎーちゃんとかなえの悲恋と、千秋楽の追加演出は卑怯。あれをDVDにしてくれ。
でも、一番涙したのは「ヘタミュ」千秋楽。
作品への思い入れの強さもあるんでしょうけども、やっぱり舞台として素晴らしかった。
かわいい顔してものすごい深みのある舞台でした。世界平和を真剣に祈ってしまう。
▽面白かった演目は?。
(ギャグ的な目線で)
弱虫ペダル 2つの頂上
一 福富?の「カモは強い!」のあまりのくだらなさに後3日は笑った(千秋楽無くなってた)
逆転裁判2 〜さらば逆転〜
一テンポがとっても良かった。
主演の渡辺大輔さんとオバチャン役の久下恵美さんがすごく上手で楽しかったです。
ミュージカル「ヘタリア」
一通常の絡みも面白かったけど、日替わり激しくて面白かったです。
▽つまらなかった演目はありますか?
正直、推しとか関係無しに言うと「闇金ドッグス」。舞台じゃないけど。
首のまわらなくなったホスト役っていうのは本当によく…よくぞ…って感じですけど。
わたしが「闇金ウシジマくん」好きなのが敗因かもしれない。
観に行った舞台はどれも面白かったです。
テニミュ3rdは2014年のお披露目も行きましたけど凱旋でもっと良くなってたし、
聖ルドルフ公演はさらにさらに面白かったです。
2ndロスから立ち直りきってはいないのですが、山吹の評判もとても良いので楽しみです。
▽役に嵌っていた役者とその役は?
・和田琢磨さん/篠田儀三郎(もののふ白き虎)。
お兄さん的な雰囲気は多分元来のものがあると思うんですけど、とっても良かったです。
個人的に、好きな俳優さんが女優さんと絡むのはあまり好きじゃないんですけど
もののふでのラブストーリーは最高に好みでした…。
・青木玄徳さん/海賊ブラッド(リボンの騎士)
ここ最近でご本人のお兄さん度があがってきたように感じます。。
そしてブラッドも、面倒見が良く察しが良く自分の立ち位置をよくわかってる役だったので、
よく合ってたし、役者さんとしてまた新しい一面がみれたな〜って思いました。
燈くんはともかく神永くんの良いお兄さんしていたのではないかと勝手に思ってます。
・本田礼生さん/菊丸英二(テニミュ)
とにかく一切のスキなく菊丸です。本当にすごい。仲間内では本田プロとよんでいます。
歌もダンスも笑顔も菊丸。可愛い、けどスキがない。一日一回チャージアップしてくれ。
▽役にあまり嵌っていなかった役者とその役は?。
「逆転裁判」シリーズは今回初めて見たんですけど、
御剣役の和田琢磨はみていてもあまり楽しくなかった…。セリフも演技も単調で。
▽お気に入りの歌はありましたか?(ミュージカルの場合)
・ニュー・ウェーブ(テニミュ)
・曲名不明/佃井皆実さん演じるリナの曲(サイケデリックペイン)
・ルドルフの校歌(テニミュ)
・ヘタミュは書きだしきれない
▽来年再演してほしい演目はありますか?
ヘタリアくると思ってます。まあ、くるでしょう、うん
「もののふ白き虎」も千秋楽ではキャストさん達が再演望んでたけどどうなんでしょう…。
あまり時間が経つとキャスト続投難しそう。
▽来年も観劇に行きますか?。
いきます!
1月は「ノラガミ」、2月は「テニミュ」と「Show By Rock」の予定があります。
上記のとおりつねくんの主演作もあるかもしれないし、何よりテニミュ氷帝戦があるので。
いまは田舎から毎回遠征しているので、どうにか東京に住めるように転職先を探してます。笑
▽ありがとうございました
いろいろと思い出すことも多くて楽しかったです。
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エムブロ!バトン倉庫
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《ヘタミュ》キャスト感想〜枢軸編〜
(慣れないので改行見づらかったらすみません)
盛大にネタバレがあったりします。
超個人的な感想です。個人用メモでもある。
わたしはアンサンブルさん含め皆さん本当にハマってたと思います。
キャラ作りで言ったら、公演を重ねるほど原作ネタ(バラや妖精さん等)をいれてきたので、最初からこれでやってくれればな〜ってところはあったけど…。
バクステ大好きババアなのでみなさん非常に仲が良さそうなのでDVD本当に待ち遠しい。事前のニコ生もおもしろかったし。
アンサンブルさんが、よくもまああれだけ踊れる方々揃えたなあと思ったら、大きな舞台は初めてって人とかもいたんですよね。すごいなあ。
全ナンバーで動きっぱなしでアンサンブルの方々本当にお疲れ様でした。
--------------------------------------枢軸編---------------------------------------------------
イタリア役 長江崚行
初演、第一声で客席がざわついた。
17歳座長、歌も演技もすごく良かったです。声は評判通りの再現率。
開演前のニコ生特番ですでにnmkw飼ってた。「チワワーッ!」
ニコ生特番で一番コメントみて反応してたのが長江くんで、すごくマメな人だな〜って思った。(周りが自由な大人ばかりなのもあって笑)菊池卓也の革ジャンをずっと抱えてた長江くんを見て「革ジャン懐であっためてるw」とかクソつまらないコメントしたらまじで上着の中に入れ始めて感動しました。
あとツイッターがとてもゆるくて若者らしくてイタちゃん感あります。
単身でヘタミュ中だけ上京してたみたいでオバサンが美味しいご飯食べさせてあげたかったです。でもお兄さんたちに公演後に生姜料理とかご馳走になってたみたいでニコニコしちゃう。ぜひその映像買わせていただきたい。
大人達の突然のアドリブへの対応が日に日に上手くなっていった上に、段々自分でもぶっこんでいくようになった。特にトマト箱を開けられるところ、多分毎回打ち合わせ無しで自分で出るタイミングをはからなくちゃいけなくて、そのネタごとに対応した出方をしなくちゃいけないから大変だな〜!って思ってたらほとんど毎回上手いことやってました。
みんな大好き兄弟ネタ回(米が英に「お兄ちゃん♡」と甘えて開けさせようとした回)
「別にお前の為じゃないんだからな!」と本来脚本になかった原作のツンデレを出した英に、伊が出て来たときどさくさに「やっとツンデレだせたね!」といって英がめっちゃ笑ってたのかわいかったです。伊からぶっ込んでいったw
千秋楽は連合揃って座長べた褒めして泣かそうとして出るタイミングを失ったところを昼と同じネタで米が救済してました。
あと、多分千秋楽では独に足元発砲されたときに「靴かすった…」ってつぶやいてた笑
ツイッターでもよく会話があったし、ご飯に連れて行ってもらってたり千秋楽カテコ挨拶でもわちゃわちゃと弄られてたり、なんかすげー愛されてた。ひたすら愛されてた。ついでに言うと観客もみんな長江くんを愛してた…。
スタオベしたのは、ヘタミュという素晴らしい舞台をつくりあげてくれたキャストスタッフの皆さんへの感謝とともに、座長を立派に勤めてくれた長江くんへ最高の景色をみせてあげたかったから…というのが本音だけど流石に驕ってるでしょうか…。
あとシャボン玉の成功率が地味に低いw
ドイツ役 近江陽一郎
正直、独には可愛すぎではないか?と思ってました。テニミュの印象が強くて。
ご自身でもその点の不安があったようで筋トレをされてたんですけど、この方へタミュのために筋肉で6キロ増量しました。詰め物はしたくないからってどこかで書かれてました。実際にみたら本当に胸板があつくて肩幅も広くて身長も高いしすごくかっこよかったです…本当に役者さんってすごい…。
独役ということで、二度の敗戦を喫した国であり非常に難しい歴史を持った国だし本当にたくさん悩んだんだろうなって千秋楽の涙で感じました。主演17歳より先に泣きましたw体力的にも、作中ではずっと怒ったりつっこんだりで声を張り上げていてすごくキツかったのでは。
前半もだけど後半はほとんどやられっぱなして呻いてたり這いつくばったりしてて、観ていてもすごく苦しくなった。
りゅうこの日替わりアドリブも上で呻いてるんだから長過ぎ!って怒ってたねw
気持ちをいれればいれるほど大変な役だったと思います。ラストシーンの号泣毎公演本当にすごかった…。
最後のキーワードも彼。
「腹が減っては戦は出来ぬ、ではない。腹が減ったら戦は終わりだ」
舞台では全編歌わないけど「まるかいて地球」には各国のご飯が歌詞にはいってて、このセリフのあとに「まるかいて地球」がまた効くんだよね。最高でした。
ツイッターの変顔のポテンシャル高すぎ。
日本役 植田圭輔
彼に関しては1秒観るごとに言いたいことがある。元々のキャラ贔屓もあるけど、最小限のギャップで原作通りのキャラに寄せて来てくれたことで本物にしか思えなかった。指の先まで本物だった。流石というかなんと言うか。
ビジュアルもあってる上に身長もほぼそのまま、低くて落ち着きのある声で、メイクも非常に良くて眉毛が好きです黒々としてて素朴な日本人ぽくて。
インタビューを見るには初ミュージカルらしいんですけど、アイドルパロとかもやってたこともあってお歌が上手。(ぐぐったら歌絵巻少年陰陽師とか出て来たけど)
表情があまり大きく変わらないキャラですが、場面場面にあわせて雰囲気ががらりと変わります。
WW1後に独に賠償金の支払いを求めるシーン「支払いがんばってね♪」のところ、すごい狡猾で冷静で国の顔してました。背筋が凍るような。あと英に絡まれたときにキョドキョドしてたのは、道ばたでいきなりわけわからん外国人に道聞かれて困ってるみたいな感じで、すごく日本人ぽくて可愛かったです。三国同盟で輝かしい未来を夢見たときの嬉しそうな顔。真剣にビーフシチュー(仮)を差し出すときの無表情ながらコミカルな雰囲気。肉じゃがダンス最高of最高。本当に植田圭輔ってすごい。
ペダステでの彼しか知らないんですけどまとめ役で年上の扱い方がとても上手な印象。(ex.滝川英治)
米との日替わり無茶ぶりで毎回よく頑張ってましたw しりとりの回は観劇できなかったんですけどレポ見て腹抱えた。日に日にアドリブ返しに磨きがかかっていく…。
年齢的にも真ん中あたりかな、今回も中間管理職をとても上手く務めてくれていたのでは?囲み取材で真っ先に寿里さんの年齢いじったのは笑った。(下動画内1:45あたり)
千秋楽挨拶で体で表現します!ってジャンピング土下座して膝を強打したときに陽ちゃんと長江くんがワッと駆け寄ったのすげー枢軸だった…逆側で廣瀬が一緒に座り込んでワタワタしてたのも可愛かった。寿里さん&りゅうこ「さよなら膝〜」
オーストリア役 菊池卓也
一番漫画から飛び出て来たみたいで見た目も声も歌も天然っぷりもすごいハマってた。
実は今回の役者さんの中で一番馴染み深かった。(最推しは氷帝キャスなので)
だから日替わりでいじられるたびにすごい笑ってしまった笑。オーストリアの変なところで天然だったりぬけてたりするところが本当にぴったりで、大真面目に間違えたりする感じ。でも良いこと言うネタの成功率がマジで低すぎて、やっと成功した千秋楽に米に「やっと君の初日があけたな!」って言われてた。
28日の昼:墺「二兎を得るもの…wwwwww」(間違えに気付いて笑っちゃう)
仏「こちらからは以上でーす」
28日の夜:墺「二兎を得るもの…あ、もういっk 仏「ありがとうございまーす」
英露「wwwwオーストリアにもう一回チャンスをwwww」
この人は、「今年の抱負を漢字一文字で言うとチャレンジの『チ』」とか言うし、満員の玉アリ初日と千秋楽でコール呼びかけミスるしいろいろ伝説持ってるから今回もほんとすごかった
もちろんネタだけじゃなくて安定の歌ウマ。基本的にしゃべるところは大体歌う。
独に歌を強要するところの立ち振る舞いすごい好きで、優雅に無理矢理楽譜を持たせて姿勢をグッと直させる動作かっこよかったな〜
冒頭シーンで、千秋楽にトマト箱の蓋がはずれて落ちちゃってたのをピアノ椅子から「???」って感じで独と蓋をキョロキョロみてて貴族風可愛かったです
ハイタッチ訓練
前方通路席でハイタッチ訓練参加できました。
一番手:独→すげー笑顔で丁寧に優しく手を出してくれる。手袋。
二番手:日→きょどきょどしながら。脇をしめて申し訳程度に手を出してるんだけど
指先キッチリ揃ってて「にほんだッッッ」てなった。手が固い。かっこいい。
三番手:伊→お花とんでた。かわいいし手が柔らかい。これが…17歳の手…
連合編があるかわからないですけど英は書きたいです。
追記になるかも。
囲み取材動画ワチャワチャかわいい
-人の形をした国の在り方- ヘタミュ妄想多めの感想
観劇してきました
ミュージカル「ヘタリア~Singin' in the World~」
ずっと大切で大好きなキャラクター達がそこに立って歌って踊ってる。
怒って泣いて笑ってるあの光景は一生忘れないと思います。
わたしは8年くらいヘタリアがずっと大好きで、テニミュから入って舞台を観に行き始めたのが約5年前くらいなので、一応どちらのジャンルもかじっている状態です。
テニミュで近江くん、菊池くん、廣瀬くん、杉江くんを、ペダステでは植田くん、「マルガリータ」で寿里、「里見八犬伝」で長江くんを舞台で見たことがありました。
今回初めて舞台を観に行く人が非常に多いイメージで、なおかつ始まる前からかなり叩かれてたり「全員日本人なんて」とか本気で言ってる人がいたりとなにかと騒がれてたけど、キャストの皆さんが総じてキャラを確実にとらえて声までがっつりアニメに寄せてくれたおかげで2.5次元舞台のなかでもかなり初心者に優しい舞台だったのでは。
喋り方ならともかくあそこまで声質まで寄せるのは本当にすごい。
日替わりすっごい面白くて本当に毎公演行きたかった。
こんなのキャラじゃないよーっていう人も中にはいたけど、私自身テニミュや舞台を観によく行く人種なので日替わりのキャラ崩壊は慣れてるというか、その日に見た自分の特権のように感じて好きです。
すごくフィルターをかけてるので多少キャラ崩壊してても、これも新たな一面♡と思ってしまう。好きなキャラが無茶ぶりしたりされたりして笑いをこらえてるのがすごい可愛いですめちゃくちゃ楽しかったです。 公式公認の二次創作みたいなもん。
植田圭輔の頭の回転の早さに日々感動してました。
-----------------------以下ネタバレ有りのほぼ妄想で語る感想----------------------------
(間違ってる可能性大のセリフとかバンバンでてきます)(本当に妄想だらけです)
24日昼夜、28日昼夜、29日夜を劇場で、26日昼夜をニコ生で観劇しました。
事前からけっこう情報は漁っていたのですが、
脚本家の方の直近にやっていた舞台がギャグマンガ日和だったこともありヘタリアもオムニバス短編漫画なので、バカバカしくてずっとキャラクターたちがキャイキャイしてるのを見て笑うような舞台なんだろうなーって思ってたらなにやら違う雰囲気で。
公式ツイッターがあげてくれる稽古情報やキャスト個人のツイッターで、「米の曲が泣ける」みたいなこと呟いてたので倉庫掃除あるんだ!?泣かせてくんの!?ってびっくりしました。
もうすっごい楽しみ。シリアスパートまでやってくれるんだ〜つって。
そして幕が上がったらなにやら荘厳なイントロが流れて「おや?」って感じで、
進んで行くにつれてわかったけどすごく史実に沿ってるヘタリアだったんですよね。
大体WW1〜WW2の枢軸国敗戦までのストーリーで、史実と原作の中間あたりをとった感じ。原作よりもキャラクターが「国」として生きていて、史実のかなり暗い部分をコミカルに歌っちゃったり。
比喩が多く、植民地のことを弟と称したりしてます。
こちらの記事にとてもわかりやすくまとめられているので、許可をいただきリンクを貼らせていただきます。
【ネタバレ含む】ヘタミュ、史実元ネタ解説 - Privatter
(後々ブログにまとめられるそうなので、まとめられましたらリンクを張り替えさせていただきます。)
能天気で明るい顔の裏にトラウマをかかえる伊と
孤独の恐怖を抱えて茨の道を進もうとする独の友情物語
伊は原作よりも、ローマ爺ちゃんと神ロが消えてしまったことを根深くトラウマになっているようで、不安なことがあると昔のことを思い出してた。
ローマ爺ちゃんみたいになっちゃ嫌だって言ってたのに神ロは強くなりたいといって消えてしまった。独にまでそうなってほしくないってかなり明確にしてました。原作にあまり無い部分です。
一方の独さん。
独逸を日本語にすると「孤独」と「逸脱」
「いつか俺もひとりになるのか」このセリフに独の自我がみえました。
自国のためにたとえひとりででも動かなければならない「国」としての自分と、
ひとりになりたくないと孤独を恐れる「個人」としての自分
そんな独の側にはいつも伊がいるんですよね〜
伊「可哀想なド.イ.ツ… そうだよ、側にいてあげなきゃ」
強くないけど戦えないけど、つらいときに側にいてくれる友情。
伊が側にいる時は独も怒ったり怒鳴ったり呆れてみせたり、「俺が面倒をみなくては」って思うと心強くいられるんですよね。
極寒の露で眠ってしまいそうなとき、伊の「あの歌」の幻聴が聞こえると
独は連合軍をひとりで返り討ちにして圧倒的勝利をおさめる夢を見れる。
独にとって伊の存在まじですげー強い。
ラストシーンの独の号泣。陽ちゃんの熱演に拍手喝采。
負けたことの悔しさはもちろんだけど、気が抜けたんだろうな〜って勝手に思ってすごい泣いてました。
勝つためにずっと気を張っていてずっと頑張っていておなかも空くよね。
精神的支えになっていた伊が自分の身をあんじてパスタをつくってくれて、張りつめていたものとか背負っていたものがスッと降りた安堵もあるような…。
「国」として存在することの残酷さ
― 良いときも、悪い時も ―
このフレーズがずっとわたしの頭に残っていて、舞台板のヘタリアからみえる「国」のあり方を説いているように聞こえました。
前述のように、原作よりも「国」としての責任が強いキャラクターになってるので、人の形をしたほとんど不死身といっていい存在が戦って傷ついてそれでもすべての国民の代表として生きていなければならない。
このシーン、バタバタと倒れていった国々が音もなくスッと立ち上がってきて、なんだか不気味なんだけど神聖な雰囲気なんだよね。個人としての感情がどうであれ、国としてどんな状態になっても立って進み続けなければならない。例え、良いときも悪い時も。
「健やかなるときも病めるときも」の誓いの言葉のオマージュにも聞こえる。
国の永遠を誓う復活の歌。
あともうひとつ、枢軸国誕生のシーンもそうで、
「一、二の三で日独伊〜♪」の曲が多分全編通して一番泣きました。
日「まるい地球のその軸が私たちという意味をこめて名付けましょう、枢軸国と」
このとき歌い上げる日の足下に転がってるアンサンブルさんが屍のようにみえます…
自国民か敵国民かわからないけど、屍を越えてなお笑顔で歌い上げる日の姿に上手く言葉にならないけど鳥肌たちました。あとここの日の歌と声が単純にすごく良い。
曲調がガラッと変わり、質素倹約を誓う独と日。
大好きなビール断ちを誓う独の後ろで連合が乾杯して酔っぱらってるところでもう余裕の差が切ない。日の居合い切りが半端無く綺麗です。
曲調が戻る。負けることがわかりきった同盟なのに、三人がすごく嬉しそうに輝かしい未来を夢見て笑ってるんですよね…。白い光を眩しそうに、三人で肩を組みながら見上げてる。この先がどんな険しい道になるかわかっててその上で、このときは本気で世界の中心で三人で美味しいビールで乾杯できると思ってる。一種の青春群像劇みたいな。
「国」として生きる残酷さをひしひし感じました。
伊が「国」と「人」との間で揺れる描写が秀逸。
ローマ爺ちゃんは「お前はパスタ食って歌を歌っていればいいんだよ」って言う反対側では神ロが「そんなんだから周りの国にいじめられるんだ!」っていって戦いを促してくる。
人間らしく謳歌する道と国として戦い挑む道の間で悩んでる様がまたヘタリア感。
逆に、個人の感情を強く感じるシーンも多々ありました。
独の「お前は俺の側にいればいいんだ」もそうだよね。
一番アアア〜〜〜ってなったのは日と米のコタツのシーン。
米が睨みをきかせていて身動きがとれずに伊に独を勝手に託してた日が、湯のみにヒビが入ったのを見たとたん(もしくはイタリアの叫びが届いたとたん?)靴下のまま飛び出そうとするところ。肉じゃがのときはちゃんと靴をはいてから踊ったのにね…。
猫騙しは史実の比喩かなって思ったけどそのへんはちょっと控えます。あとおもちも怪しいですここ。
だらだらとりとめもなく語ったけど、結局なにを言いたいかというと
ヘタリアが好きな人が一度は考えては見たけど思考の宇宙に漂ってしまったであろう、
“「国」という存在”を舞台版として答えを示してもらえたこと。
その答えの、「国」の部分と「人」の部分のバランスがとんでもなく絶妙だったこと。
利己的に計算高く狡猾で冷徹で、でも笑ったり泣いたり怒ったり傷ついたり、変なこと言って無茶ぶりしてみたり、どこまでも国で人間だった。
本当に本当に素晴らしい解釈でした。
この解釈っていうのは、脚本演出だけではなく役者の皆さん、ヘアメイクさんメイクさん照明さん、スタッフのみなさんが全力で愛をもって作り込んでくださった結果のことです。
正直こんなに深く掘り込んでくれるとは思ってなかった。
大好きなヘタリアのキャラクター達の新しい一面が知れました。
製作関係者のみなさん、本当にお疲れ様でした!
おかげさまで年末に会社を仮病で二日間休んで地方からブルーシアター通いました。
また希望としてはアンサンブル含めすべてのキャストさんが揃っての再演・続編をお願いしたいです!そしてまずはDVD発売と発売イベ楽しみ〜〜〜!!!!
そして、最後にこれからのヘタミュをどう応援していくか。
この流れだときっと再演または続編あるだろうと思います。
このまま人気が持続すればそれこそテニミュやペダステ等他の2.5次元舞台のようにシリーズ化も夢じゃないかもと正直思ってます個人的に。
ただそうなるとキャストの問題等いろいろ出てくるわけで、わたしも強く「キャスト続投で!!!!!!」って思ってるけど実際どうやっても無理な場合もあるんですよね。どうしても何らかの理由で出演できないキャストが出てくることがあります。
だからもし、そうなった時に絶対に幕の開く前から否定をしないでほしいです。
今回も幕が開くまでこんなに良い結果になるとわからなかった方も多いでしょ?
こちらのブログ様にその点に関しても、他の点に関しても応援の仕方について書かれていますのでぜひご拝読ください。
最推しである島国二人を何も語ってないですが長くなったんでこのあたりにしときます。
読んでいただいてありがとうございます、ほぼ妄想で失礼しました。