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妄想8割

氷帝公演はじまってます

俳優イベントに関する一番落ち込んだ思い出

 

 

俳優のイベントやトークショーを盛り上げるために頑張ってしまう。

仮に俳優をAとして、前にAの出演作にあわせてトークショーがあったので行った時の話。

ものすごく盛り上がらなかった。

 

もともとAはトークは上手い方じゃない。

どもるとか黙っちゃうとかではなく、Aの場合冗談を言おうとしてスベり続ける。

そしてスベってるのを自覚してない。

真面目な顔してズレたことを誰かが止めてくれるまで喋り続けるボケがけっこう鉄板。

 

それは別にいい。

トークの面白い・面白くないはあるにせよ、ファンやお客さんを楽しませようと

してくれているのには変わりないから。

そのトークショーで一番キツかったのは、無理に盛り上げようとしてしまう自分だった。

 

Aが その出演作の偉い人と二人で喋るセッティングだったんだけど、

入場してきたときファンはあたたかい拍手で迎えた はずだった。

 

偉い人の第一声「入場してきたときキャーッってならないんだね」

 

未だにこれ覚えてる。

わたしの想像だけどこれが地味にプレッシャーになったのではと思ってる。

多分Aもその偉い人と二人で出ることに緊張もしてたんだと思う。

 

その後トークですべり倒すAだったけど会場に笑い声は絶えなかった。

わたしもけっこう大げさに笑った。

もちろん大好きなAに会えて、動いて喋ってて間近に観れて嬉しかった、

という点では非常に楽しかったけど。

それでもおもしろくないボケに対して大きな声でたまに手をはたいて笑った。

 Aがトークの合間に何度も「みなさん、もっと笑っていいんですよ!」と言ったから。

この言葉がなんか本当にキツかった。

本人に自覚がないとわかっていても、自分の考えすぎだと思っても、

要所要所でこんなに笑っているのにまだ足りないのか?って思った。

それでもAに喜んで欲しくてアホみたいに笑う自分が本当に滑稽に感じた。

 

午前午後にわかれていて、両方の参加券を買っているファンがほとんどで

一部が終わった後ロビーで他のファンの方々が「次はもっと盛り上げなきゃね!」

って言ってて、一人参加のわたしは心の中で「ハイ!」っていい返事をした。

 

 結果午後も同じだった。

むしろ、入場のときに盛りあげようとして「フゥーーー!」って言ったら

わたし一人だった。完全に浮いたし死にたかった。

まさしく「無茶しやがって…」って感じだった。

内容も司会の人から午前と同じ質問をされて、まったく同じボケで答える始末。

そしてまた連発される「みなさん、もっと笑っていいですよ!」

 

本当に疲れたトークショーだった。

お仕事を頑張るイケメンを見て癒されたかったはずなのに、

実際のわたしは必死に顔色伺って楽しそうなフリをしてた。

わたしは、舞台とか俳優とかのビジネスシーンにおいて客側だと思ってるから

お金を出している以上は楽しませてほしい。

でもおもしろくないからと言って無表情で腕組むこともできない。

俳優がどんな仕事でも楽しいと思ってくれれば、この先もたくさんお仕事

してくれると信じてるし、やっぱり自分のファンは良いなあと思ってほしいから。

 

もうトークショーはいかないことにしよう、舞台だけにしよう

と思ったはずが先月もAのすべり芸を聞きにいった。

地方在住なので往復8時間かけて遠目から1時間弱Aを見るために。

愛なのか情なのか義務感なのかわからないけど、きっと次もあったら行くんだろうな。

 

 

別にAを乏めたいわけでもなく、本来楽しむために行ったのに

俳優の顔色伺って無理する自分が滑稽に思えてとても落ち込んだという話。

半年以上の前の話なのに、今まで人に言うことができなかったのは

この話をしてAへの熱が冷めてしまうのが怖かったから。

でもこの件があったからこそ、無理をするとこんなに引きずることになるんだと

学習したので今後俳優のために自分に嘘つくのはほどほどにしようと思った。

 

こういう経験してる人、少なくないと思う。

無理をして熱が冷めてももったいないからほどほどに楽しみましょう。

 俳優を長く好きでいるために自分も大切にしようね、ということでした。